ホーム > 啓発事業紹介 > 令和4年度協働による人権啓発事業実施報告
大学や民間団体、スポーツ組織と連携した啓発イベント・研修を実施しました
大学との連携事業
県内の大学と連携し、人権に関する講座などの啓発活動を行っています。
令和4年度は宮崎大学、九州保健福祉大学、宮崎国際大学と連携して事業を行いました。
宮崎大学
「「みんなひとしく」が当たり前に」をテーマに、様々な人権をテーマとした次の講座を行いました。
- 感染症と差別「B型C型肝炎」問題を考える
- 外国人と差別「技能実習生」問題を考える
- 非正規雇用と差別
- 「貧困の連鎖」を断ち切る高校の実践
- 感染症と差別 ハンセン病家族訴訟弁護団に参加して
- 刑務所と人権 刑務所の環境改善に取り組む
- ジェンダー・セクシュアリティと差別
九州保健福祉大学
「ヤングケアラー~現状の課題と展望~」と題して、講演会及びシンポジウムを開催しました。
ヤングケアラー(ケアラー)の現状や支援活動の在り方についての講演に加え、「宮崎県・子ども・若者総合相談センター わかば」の活動状況や、当事者のお話を伺った後、支援の実際についてパネルディスカッションを行いました。
宮崎国際大学
性的マイノリティの理解をテーマとしたアートイベントや、紛争解決のワークショップ、外国人の人権を考える講演会&パネルディスカッションを開催しました。
民間団体との連携事業
民間団体を対象に人権啓発に関する企画を募集し、啓発イベントを実施しています。
令和4年度は4団体と連携したイベントを実施しました。
宮崎LD・発達障がい親の会「フレンド」
「障がいのある人の人権を尊重した理解と支援」と題して、障がいへの理解を深めるとともに、一般の子育てや環境のあり方、生き方について考えました。
一般社団法人みやざき子どもサポートリンク
子どもの人権を尊重した学びについて、映画「夢見る小学校」の上映会後、会場参加型のパネルディスカッションを行い、生きる力をつける学びについて考えました。
多文化designコンパス
日本での避難民・難民受入れから知り、考える「人権・グローバル・わたしたち」として、オンライン講演会及び意見交換を通し、外国人の人権、宮崎県における避難民、難民も含めた外国人材の受入れについて理解を深めました。
m20
映画「「わたし生きてていいのかな」子どもの叫び・親の苦悩」上映会後、監督の講演を通して、虐待に至る背景や子どもの苦しみについて考えました。
スポーツ組織との連携事業
県内のスポーツ組織と連携し、イベントに合わせた啓発活動などを行っています。
令和4年度は、青島太平洋マラソン、サッカーチーム:テゲバジャーロ宮崎、ヴェロスクロノス都農、ヴィアマテラス宮崎と連携し、大会や試合と合わせた人権啓発活動を行いました。
青島太平洋マラソン2022
青島太平洋マラソン大会当日、ブースを出展し、啓発資料を展示・配布するほか、会場における人権啓発CM音声場内放送を行いました。
その他、啓発広告掲載の大会広報誌を参加者に、完走賞入れバッグを完走者に配布。また、高校生ボランティアのネームシールに啓発広告を掲載しました。
テゲバジャーロ宮崎
ホーム戦において啓発グッズを配布しました。
また、宮崎市内の保育園の子どもたちを対象にサッカー教室を開催し、人権に関する紙芝居による啓発を実施しました。
ヴェロスクロノス都農(ツノスポーツコミッション)
都農町内の小学校・保育園で、子どもたちを対象としたサッカー教室を開催し、人権に関する紙芝居やゲームによる啓発を実施しました。
ヴィアマテラス宮崎(Connecting Sports宮崎)
障がいのある・ないに関わらず、様々な方を対象にスポーツイベントを実施し、イベント内で人権に関する講話を行いました。また、関連グッズに啓発広告を掲載し、ホーム戦やスポーツイベント等で配布しました。